アルゼンチンという国には皆様どのような印象をお持ちですか。
BAR EVITA.はアルゼンチンバーというわけではありませんが、しばしお付き合いを。 
尚、このページを作成するにあたり実体験をもとに資料を提供してくださった
（某商社にお勤めの）お客様に感謝いたします。

◆アルゼンチン基本データ
＊東京から首都ブエノスアイレスまで18,400km 飛行機を乗り継いで約30時間 
＊面積は日本の約8倍　人口約3,500万人　牛6千万頭 
＊ワイン生産量が世界第5位　一人当たり年間消費量第3位（約40リットル　日本は2.5リットル） 

◆南米のパリ　ブエノスアイレス 
経済的には浮き沈みの激しい国ですが自然や文化が豊かです。
イグアスの滝、ラゴアルヘンティノの氷河、ワインの産地メンドーサ。 
そしてやはり圧巻はブエノスアイレスの優雅なたたずまいでしょう。
世界３大オペラハウスに数えられるコロン劇場、世界一道幅の広い７月９日通り、
タンゴ発祥の地ボカ地区など歩いてるだけでも気持ちが良いです。 

ちなみにブエノス出身の人はポルテーニョ（港の人）と呼ばれスペイン語の発音が一線を画してます。 

もうひとつ忘れてはならないのが牛肉のおいしさです。
化学肥料を使わず大草原で育ったそれは程良い歯応えとジューシーな味わいです。（日本では輸入禁止） 

◆失われた８０年代から奇跡の成長へ 
８３年のフォークランド戦争に敗退し軍制が終わりを告げ、
アルフォンシン大統領が歴史上初の民主的選挙で大統領に選ばれたものの疲弊した経済と
年間５０００％という世界でも例を見ない超インフレを前に政府は成すすべもなく崩壊していったそうです。 

それから約１０年後、巨額の赤字を抱えていた公共企業はすべて民営化され、
規制緩和と強いペソによる輸入品が溢れまさに別の国になったかのようだったと件のお客様は語る。 

そしてその繁栄がわずか数年後に再び崩壊するとは誰も想像できなかったことでしょう。 


*現在は巨額の海外債務を抱えながらも政治、経済は小康状態にあり街も活気を取り戻しつつあります。